表参道VSおれ 後編
お疲れ様です。
軽く前回のあらすじです。
犬を散歩しているおばさんですら着飾っている表参道
オシャレという名の暴力にひるんでしまったぼくは
日ごろ見慣れている赤提灯を聖域(サンクチュアリ)
一抹の安心を求めセブンイレブンへ退避し缶コーヒーを飲むのでした
で美容室いったんですよ
結論から言うとすげーいい人でした
ごめんなさい 僕なんかが生きててごめんなさい
そういえばこの前街コン行った
美容師さんめちゃくちゃいい人だった
では いつものでどうぞ
(・С・)ぼく
(・С・🎀)街コンで知り合ってかわいいと思った女の子の片割 そう片割
(・С・◎)そやつめの友人 クソ
(・С・🎀)ねえ、友達いるけど大丈夫?
(・С・)おけです (え・・男やん 普通に楽しい飲みにしようそうしよう)
で、その男の子 失礼ながらファッションにも興味なさそう
だからといって僕が仲良くなれるアニメ好きな感じでもない
表現が難しいんですがクソでした
必死に仲良くなろうと当たり障りない会話するんですが、マジコミュ障を起こすんです。
(・С・◎)ねえ君さ25でしょ
(・С・)はい
(・С・◎)ぼく23やけんさ タメ口でいいよ
で、で、普通に楽しい飲みにもできないし女の子もこれ以上来ないし
せっかく電車乗ってお店来てお酒飲んだけどもけども
(・С・)君の友達常識なさすぎやろ 帰るわ
(・С・🎀)え!!じゃあ二人で飲みなおす?
で帰りました。お疲れした。
ここで本命の子が来ると思って待ち合わせ場所まで行った交通費 お酒代
これがいわゆる サンクコストですね
埋没費用と訳せれます。
早い話がドブに捨ててしまった。無駄に終わった。回収ができない。ロリ巨乳が既読つかない
そんな費用です
状況の整理です。
まず、ぼくは目当ての女の子が来るだろうと、その片割からの連絡に答えて飲みに行くことにしました。
しかし、いざフタを開けてみるとロリ巨乳は来ないばかりかファッキンな男の子との楽しくない飲みです。
これ以上、この場にいても何ら生産性はありません。
だからといって、片割と抜け出したところで僕は大事な何かを失ってしまいそうです。
※しかし、男の子の中にはそれでも行ってしまう子もいます。
それを否定してはいけません。それは【男のサガ】なんです。
ルパン三世でいうところの、背中で泣いてる男の美学です。
ちなみに僕は行きませんでした。それもまた一興です。
そのため、私は交通費やお酒代をドブに捨てたと割り切って帰ることにしました。
ここで、もったいなかったからとダラダラと残るとします。
するとお金はどんどん無くなるのにストレスは溜まっていきます。
せっかくきたんだから取り戻そうという考え
引き際を誤っては損失を増やしてしまいます。
皆さんも日常生活 サンクコストというレンズから覗いてみると無駄にしていたモノ、時間に気づくかもしれません。
ちなみに経済学的には僕のとった行動は正しいのですが、仮にダラダラ残ってしまった少年がいたとします。
彼は経済学的には間違っているのですが間違えてはいません。
彼もまた、男のサガに翻弄されてしまった不器用者なんです
そうだ!!みんな!!願い事をしよう!!!簡単なやつを!!!